「ハスの中村」物語

ハスの中村へようこそ！

ハスの中村は、小さな土地で大きな夢を育てているアットホームな農園です。

広大な土地を持つわけではありませんが、それこそが私たちの強みと考えています。

祖父から受け継いだ伝統的な製法と、れんこんへの深い愛情をもって、私たちは高品質のれんこんを丁寧に育てています。

限られたスペースの中でも、一本一本に手をかけ、自然のリズムに合わせて心を込めて育てることで、れんこんの味と品質には自信を持っています。

ハスの中村で育った岩国れんこんを、あなたとあなたの大事な人たちに贈ることで、幸福と開運の味を感じてもらえたら嬉しいです(*^-^*)

レンコン農業について

レンコン畑の四季　１年の様子

れんこんの一年は、四季折々の自然のリズムに沿って進んでいきます。

春になると、蓮田には前年に収穫した成熟したれんこんを種として植え付けます。

土の中でゆっくりと成長を始めるれんこんを見守りながら、新たな一年が始まります。

夏が訪れると、蓮田は緑色の葉と白い花で美しく覆われます。

「さくぞ～岩国」の看板どおり、一面ハスの花で埋め尽くされた風景は、まさに息をのむ美しさです。

収穫は毎年10月から翌年の2月頃。まさにレンコンが旬の季節になります。

ハスの葉が枯れる頃、いよいよ収穫がはじまります。

私たちは「かいかき」と呼ばれる専用のクワを使って、れんこんを一つ一つ慎重に収穫します。

寒い季節に手足がかじかむ中でも、手作業で丹精込めて、美味しいれんこんを掘り起こします。

掘り起こされたれんこんは、土の中でやわらかく形成されているため、収穫時も慎重な扱いが必要です。

傷つきやすいれんこんを専用のクワで丁寧に掘り出し、冬の厳しい条件の中でも、私たちの手仕事の温もりが、れんこんの美味しさを引き立てます。

収穫されたれんこんは、本線、枝、芽に分けられ、丁寧に箱詰めされます。

岩国蓮根は、泥付きのまま梱包しますが、そのおかげでれんこん本来の味わいと鮮度が保たれるのです。

祖父への想い

子供の頃から祖父のそばで農業の手伝いをしてきた私は、ある日、祖父が足をけがしたことをきっかけに、れんこん畑を引き継ぐ重要な役割を担うことになりました。

この出来事は、私にとって大きな転機であり、祖父の農業に対する愛情と、それを継承する重要性を改めて認識する機会となりました。

私の農業への道は、祖父から受け継いだ蓮田を守る強い願いから始まりました。

祖父の代から続く田園は、私がその3代目として継いでいます。

農業の厳しさを体験しながらも、祖父との時間は私にとってかけがえのないものでした。

れんこん畑を守り、育てることは、祖父の遺志を継ぎ、地元の伝統を守るという大切な使命です。

私が農業の世界に足を踏み入れた当初は、知識も経験も乏しかったですが、祖父や地域の先輩農家の方々から多くを学びました。

土の状態、気候の変化、水の管理など、細やかな注意が必要な作業を通して、れんこんを健康に育てる喜びを深く感じています。

自分の手で育てたれんこんが収穫され、食卓に並ぶ瞬間は、家族の絆と地元への誇りを強く感じます。

今後も、れんこん生産を通じて、地域の伝統と自然との調和を大切にし、共に喜びを分かち合いたいと思っています。

家族と共に農業に挑戦し、知識や技術、愛情を込めて作物を育てる毎日は、挑戦と成長の連続です。

特にれんこんは栽培が難しく、自然の脅威に晒されることもありますが、これらの困難を乗り越えることで、家族の絆が一層深まっています。

祖父から学んだ農業の基本と情熱は、私にとっての宝物です。

祖父は厳しさと優しさを兼ね備え、食べてくれる人々の笑顔を最大の喜びとしていました。

祖父が亡くなった今も、祖父の想いを受け継ぎ、安全で美味しい農産物を提供することが私の目標です。

ハスの中村が、美味しい農産物でつなぐあたたかなひととき

今まで地域に密着した販売を行ってきましたが、より多くの方々に私たちのれんこんを味わっていただきたいという願いから、オンラインでの販売に挑戦しました。

私たちは、全国の皆様に、安全で美味しいれんこんをはじめとする農産物をお届けすることで、心温まるひとときを提供できることを願っています。

品質にこだわり、皆様に感動を味わっていただけるような農産物作りに全力を尽くしています。

このホームページをご覧の皆様にも、私たちの想いが詰まった美味しい農産物をぜひお試しいただきたいと思っています。

ハスの中村の農産物が、あなたの食卓に新鮮な味わいと喜びをもたらすことを願っています。